家づくり初めての方へ⑦ ~諸費用とは~
こんにちは!A’styleHOME(エースタイルホーム)です(*^^*)
前回までに資金計画についてお伝えしました。
今回は家づくりにかかる『諸費用』についてお伝えします。
諸費用とは、住宅ローンを借りる時に銀行に支払う経費、火災保険、登記費用の事を言います。
まずは銀行に支払う経費についてです。
これは選ぶ住宅ローンによって変わってきます。
一般的な住宅ローンでは「印紙代」「事務手数料」「保証料」の3つの経費が必要になりますが、
フラット35だと「融資手数料」「印紙代」「団体信用生命保険料」「つなぎ融資手数料」
「つなぎ融資金利」と全く違う経費が必要になります。
金利の種類や借入先が一緒でもかかってくる経費の金額は借入額や借入する人の状況によって
変わりますのでご注意ください!
続いて『火災保険』についてお伝えします。
火災保険については、損害保険会社によって違いがあり一概には言えないので、火災保険を選ぶ上で最
低限の知識をお伝えしていきます。
火災保険は『建物のみ』に入るか?『家財』にも入るのか?という選択肢があります。
『家財』とは、テレビやソファなどのことですが、もちろん『家財』まで入ると保険料は高くなります。
次に、保証範囲によって支払う費用が違ってきます。火災保険ですから、もちろん火災による被害には
対応しているのですが、ここ最近では、自然災害による浸水被害が増えていることから『水災』による
被害まで網羅される方が多くなっています。
火災保険の価格は『建物の構造』によっても違ってきます。
実はこの建物の構造が、火災保険の価格を最も左右するんです。
火災保険と一緒に考えるのが『地震保険』です。
地震保険には5つのポイントがあります。
1つは『どの保険会社で加入しても条件が同じ」ということです。
2つ目は『火災保険に入らなければ、地震保険単体では入れない』ということ。
3つ目は『最長で5年なので、5年ごとに更新しなければいけない』ということ。
4つ目は『火災保険同様、建物の構造によって保険料が変わる』ということ。
5つ目は『最大で建物の価格の半分までしか補償してくれない』ということ。
地震保険があれば自身が起こった時に建替えができるという勘違いはしないでください!
続いて『登記費用』についてお伝えしていきます。
登記に関しては、現金で家を建てる予定でいるならば、省略することが出来るものもあります。
しかし、銀行で住宅ローンを借りて家を建てるのであれば、銀行があなたの土地や建物を担保として設
定するようになるわけなので、必要になってきます。
1つは『所有権移転登記』です。
土地を買った時に名義を売主から買主に移すための登記で、土地から買って家づくりをする方は必要
な登記になります。
2つ目は『建物表題登記』です。
新築したときに構造や面積、敷地との関係を示す登記で、すべての方に必要な登記です。
3つ目は『建物保存登記』です。
新築した家が自分の持ち物であるということを第三者に示すためする登記です。
4つ目は『抵当権設定登記』です。
融資した銀行が土地や家を担保に入れたことを第三者に示すための登記で、住宅ローンを借りる人は
必要な登記です。
この4つ以外の登記が必要な場合もあります。
どんな登記の費用がいくら位必要なのかを把握することが大切です!
これらの諸経費に加えて、引っ越し費用や地盤改良費等も予算を計上しておかなくてはなりません。
その予算の把握がしっかりできていれば、土地と家にかけられる予算がはっきりしてきます!
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